INTERVIEW

UESUGI其の一

11/10/17

ZERO MAGAZINEインタビュー!

今回のお相手は?

お待たせしました!

今井君に続くGAS BOYSシリーズ、第2弾はもちろんこの方!

上杉君の登場です!!!

今井君のインタビューに勝るとも劣らないブッ飛びインタビュー!

珠玉のエピソードの数々をどうぞお楽しみください!

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ZERO MAGAZINE(以下Z):
それでは、以前にGAS BOYS今井君のインタビューをやったということで、今回は上杉君にインタビューです!

何年ぶりですかね?

上杉君(以下U):
10年ぶりぐらいですかね。

もう何年ぶりか分からないですね。

Z:
お元気でやってます?

U:
はい、元気ですよ。

ボクはいつでも元気です(笑)。

Z:
そうですか(笑)。

では、いきなりなんですけど、今井君との出会いを聞かせていただけますか?

U:
あれはですね、小学校4年生ぐらいだったと思うんですけど、千葉県の小学校に今井が引っ越してきたんですよね。

Z:
もともと今井君は千葉じゃないんですね?

U:
そうそう、どっかから引っ越してきたんですよ。

けっこう人気の転校生みたいな感じでしたね。

当時、その学校のスニーカーの主流はMIZUNOだったんですけど、そこに今井はADIDASやNIKEなんかを履いて、颯爽と現れたんですよ(笑)。

Z:
おお!

U:
あいつはね、学校にそういうスポーツブームを巻き起こした男なんですよね(笑)。

それから一気にADIDASやNIKEを履く小学生が増えたんですよ。

で、その学校にタケシっていう番長格のヤツがいたんですけど、そいつの許可なしにブランド品のスニーカーを履いてはいけないっていう取り決めができたんですよ。

でも、今井はそのブームを広めた男だから、特別にタケシの許可がなくてもブランド品を履けるっていう立ち位置でした(笑)。

Z:
小学校でそんなシステムはおかしいでしょ(笑)。

タケシ君はかなり魔王ですね。

U:
魔王です(笑)。

タケシには、いつもだいたい10人ぐらい弟子がついてて、登下校は弟子をはべらして歩いてましたね。

今井はそのタケシにすごく気に入られてたんですよ。

なぜだか分かんないですけど、みんなに『チマイ君!チマイ君!』って呼ばれて、ほんとに人気の転校生って感じでしたね。

それで、今井がインタビューでも言ってたけど、ボクは見た目で判断するから、今井をけっこう良いじゃん!っておもって、友達になった感じですね。

それが最初の出会いかな。

Z:
なるほどね〜。

U:
そのタケシの話なんだけど、彼はあまりにも横暴にブランドの規制をかけ過ぎて、みんなの不満が高まってきてたんですよね。

Z:
クーデターが起こりました?

U:
そう、最終的にみんなでやっちゃおうか!って話になったんですよ。

タケシの家に行ってピンポン押して、出たところをやっちゃおうってことで、20人ぐらいで家へ向かったんですよね。

でもその動きがタケシにバレてて、家から出てこなかったんですよ。

結局、次の日の朝に学校でタケシが全員にボコボコにされたんですけどね(笑)。

そんな一件があって、ブランドの規制は終息に向かい、みんな好きなブランドの靴やジャージを選べるようになったんですよ。

Z:
どんな学校なんですか(笑)。

U:
まあ、そんなこんなで思い返してみると、今井は小学校の時からあーゆーのが好きでしたね。

Z:
何の影響だったんですかね?

U:
たしか、お父さんがマラソンをしてるって言ってたのかな。

Z:
そういうことですか。

そうじゃないと、そこまでブランドを知らないですもんね。

U:
小学生でADIDASとか、かなり苦労しますよ。

Z:
そういえば、自分も小学生の時にPUMAが流行って、みんなPUMAのジャージを着てたんですけど、だいたい主流は紺に白ラインや黒に赤ラインって感じだったじゃないですか。

U:
ええ、ありましたね。

Z:
そこでオカンに、俺もPUMA欲しい!って頼んだんですよ。

で、オカンが買ってきたのが黄緑色に紺色ラインでしたからね(笑)。

うわ...

これ...

どうしよ...

みたいな。

U:
今だったら良かったかも知れないですけど(笑)。

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Z:
当時はかなり落ち込みましたよ。

違うって!

色が!!!

みたいな(笑)。

それで、今井君との話に戻しますけど、小学校からずっと友達なんですか?

U:
まあ、今井はスーパー転校生みたいな感じで、人気者の小学校生活を送ってましたね。

その後、中学校で僕は東京の学校へ行くことになったんですよね。

なんか親戚の関係でそういう流れがあったんですよ。

都内の上野中学ってとこに入って、上野高校に進んで、立教大学に行くみたいなコースがあって、そのレールに乗っかったわけです。

だから今井とは中学校で別れたんですけど、予備校生の時にたまたま日暮里の図書館で再会するんですよね。

Z:
それまでの間、ずっと会ってなかったのですか?

U:
そうです、会ってなかったですね。

それである日、図書館へ行くと、ジャージ上下を着てRUN D.M.C.がやってたようなぶっとい金のネックレスを付けて、勉強してるヤツがいたんですよ。

なんだ?

こいつ、バカじゃねーの!?

っておもってたら、今井だった(笑)。

それで久しぶりの再会ってことで、一緒に帰ったんですよ。

Z:
アホですね(笑)。

U:
ちょうど、その頃にお互いスケボーをしてて意気投合し、また一緒につるむようになったんですよ。

高校を卒業して、浪人するぐらいの時期ですね。

Z:
なるほど。

それにしてもジャージにゴールドチェーンで図書館(笑)。

U:
そうそう。

KANGOL被って、RUN D.M.C.みたいなメガネもかけてましたよ(笑)。

Z:
完全にヤバいですね(笑)。

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U:
シーン...

とした図書館の中で、フサフサのKANGOLの帽子被ってましたからね。

それで久々の再会をしてからは、けっこう今井とマンツーマンで遊ぶようになりましたね。

柏駅から2駅目ぐらいに初石っていう駅があるんだけど、そこは完全に住宅街なんですよね。

駅を降りたらみんな静かな住宅街へ帰っていくみたいな駅で。

そこへ今井と2人で、でっかいラジカセ担いでチャリンコで行って、電車から降りてくるかわいい女の子を見つけて、練習したラップを披露してました(笑)。

Z:
キOガOですね(笑)。

U:
ですね(笑)。

今だったら捕まってるって話ですね。

でも一度、女の子2人組にラップを披露した時にいいことがあったんですよ。

RUN D.M.C.かなんかの映画で女の子見つけてナンパするラップのシーンがあったでしょ?

Z:
ありましたっけ(笑)?

U:
その女の子を褒めるラップみたいなヤツの日本語版を今井と2人でやったんですよ。

Z:
フリースタイルですか(笑)?

U:
そう、2MCスタイルで。

その時の女の子たちが『君たちおもしろいね。家に遊びに来なよ』って感じで、お家でごはんを食べさせてくれことがありましたね。

その女の子2人は姉妹だったんですよね。

なんか、そんな優しい土壌でした。

Z:
いい所ですね、千葉(笑)。

ところで上杉君は、なぜラップに目覚めたのですか?

U:
柏の駅にデッキと呼ばれる中2階みたいな広場があったんですけど、夜になるとそこにスケーターやらヤンキーやらイラン人やらがゾロゾロと集結してくるんです。


イラン人は情報交換して、スケーターは滑りにきて、ヤンキーは集ってアンパンみたいな感じで(笑)。

そこで関野ちゃんに会ったんですよね。

Z:
例の?

手が震えてた関野ちゃんですね?

U:
そう(笑)。

関野ちゃんは見た目がかっこいい感じなんですよ。

それで、お?こいつ!かっこいいなあって。

ま、関野ちゃん年上なんですけども(笑)。

Z:
すべて見た目で判断ですね(笑)。

U:
顔立ちもボクの好き系の顔立ちで、全体像もちょっと日本人ぽくない感じで。

最初はSKATE ROCKみたいな感じの曲を流して滑ってたんだけど、ある日、関野ちゃんがLL COOL JやRakimの初期のヤツを持ってきて、ラジカセで鳴らしはじめたんですよ。

それ聴いてもうね、ブッ飛びました。

Z:
そりゃそうですよね(笑)。

U:
ですね。

それが最初かな〜。

Rakimの"Follow The Reader"、イントロで完全にやられちゃいましたね。

Z:
あのモコモコのベースでしょ?

あれはヤバいですよね(笑)。

U:
たぶん、あれでHIP HOPに興味を持ったんですよ。

その延長でBEASTIE BOYSを聴いた感じですね。

Z:
BEASTIE BOYSにガッチリとハマってしまったんですね。

U:
ほら、ボクって見た目重視なところあるから、BEASTIEみたいなのいいなあって(笑)。

Rakimみたいな恰好ってのは、日本人、無理でしょ。

Z:
でも、今井君はやってたんでしょ?

U:
そうなんですけどね(笑)。

まぁ今井の恰好については、ま、似合ってるからいいんぢゃんって感じで、軽く流しておいた感じですね、当時は。

Z:
ジャージ上下にゴールドチェーンは無理ですよね(笑)。

U:
その当時は、古着な感じからそういったストリート系への移行時期だったから、ベースボールキャップにネルシャツみたいな感じで、ボクの方は違和感なく過ごしていたと思いますけどね。

Z:
たしか、CHIEKO BEAUTYにナンパされたんですよね(笑)?

U:
そう、スケボーしてたら(笑)。

Z:
ここは、その話題をもう1回いっときましょう!

U:
チエちゃんはとにかく可愛いかったですよ。

スケボーしてたら、なんかスゲェ〜可愛いお姉さんがいるぜ!

って話になったんですよ。

その矢先にむこうから声をかけてきたんですよね。

まあ、言わば逆ナンです(笑)。

Z:
(笑)!

U:
その時は、ボクらもまだCLUBに行ったことがなかったから、CLUBとかに行ってるお姉さんなんだ〜、みたいな憧れの目線でしたよ。

みんなはもう『チエちゃん?』ってメロメロでしたね。

僕ね、実はその頃チエちゃんのこと好きだったんですよ。

Z:
ええ!?

そうだったんですね!

U:
チエちゃんの家に泊まった事もありますね。

一緒のベッドで寝たんだけど、なにもしなかったな〜。

ボクはあまりにウブでしたから(笑)。

チューもしなかったですよ。

とにかくね、当時チエちゃんのことが好きだった時期があった(笑)。

Z:
いい話ですね(笑)。

U:
青春ですよ(笑)。

絵を描いてチエちゃんにあげたこともあったな。

あの頃はそのくらい純粋だったんですね。

Z:
今もまだその絵を持ってるかもしれませんね。

U:
いや、さすがに無いとおもいますけどね(笑)。あったらスーパー恥ずかしいし。

今でこそ、CHIEKOとか呼び捨てにされていますけど、当時はかなりアイドル的存在でしたよ。

Z:
この間、今井君がTwitterでCHIEKOさんに怒られてましたね。

『呼び捨てにすんじゃねー!』って(笑)。

U:
今ではみんなCHIEKOって呼んでますけどね。

当時は『チエちゃん?』です。

ちなみに僕は今でもCHIEKOさんって呼んでますよ。

「さん」付けは忘れませんよ、ハイ。

Z:
また、このやり取りで怒られるかもしれませんね(笑)。

U:
またTwitterでやってくるかもですね(笑)。

Z:
怒んないでください!って書いときます(笑)。

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スーパー転校生!今井少年と出会い、関野ちゃんのテープでHIP HOPに目覚める上杉君!

そしてスケボーとラジカセ担いで駅前で2MC!ストリートスキルを磨きます!

次回は!コアな音楽話は置いといて、さらにパンチの効いたエピソードをご用意です!

どうぞお楽しみに!

次回更新日は10月24日月曜日です!
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