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山行革命
山行革命
淡海
こんにちは、淡海(タンカイ)と申します。
山歩き、その道具類や考え方、精神論、野宿の方法、歩行禅から野グソまで「山は登るだけでは無い」事を色々書かせて頂きます。
本業、フリーライターです。

第百二話 『釣志』

13/10/22

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こんにちは、淡海です。

中国のことわざに、

「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」

というものがございます。

なんとなくだった釣りが、すこぶるモルヒネのごとく中毒性を発し、
魚死すれば、淡海死す。
トラ、トラ、トラ。
という境地にまで至りました。

かつて、釣り糸を垂らして魚を待つなぞ退屈の極みであると思っていたのですが、ことルアーフィッシング(主に大口黒魚)における魚と人間の壮絶なる頭脳戦が、いまさらながら実にまぶしいのであります。
太古から存在する魚類と、生物の最終系ホモサピエンスのキャットファイト。
気圧と天候、気温と水質、地形と風向、魚の補食時間と趣向、あらゆるデータを脳で走らせ、肌で舐めながら投入すべき疑似餌を選出し、撃つ。

多くは外れる、しかしたまに当たる。
水中を想像し、竿を操作する行為は、エレベーターでヒップハングしたボトムにパンテイラインを浮かび上がらせた女性の後ろに立つことと似ています。

この中身はどうなっているんだろう?
想像通りなのだろうか?
お顔はいかがなものでございましょうか?
そのヒールから察するに、白ではございませんな?
ラインが見えないということは、テイバックでございましょうか?
穿いてないパターンもございますか?
ことによっては買い取ってもようございます?
パンツ、パンツ、パンツ。

ここで興奮して肉の竿を振ってしまえば御用となります。
話を釣りにもどします。
もどさなくてもいいのですが。

とにかく、超自然を読み取った瞬間のエクスタシーはエロスにて得られるアクメより高し、であります。
釣りにおける想定と結果の繰り返しが人生に深みを与えるのではないでしょうか。
ビジネスマンの方はブレイクスルー思考の実践になります。

私は船に乗船してのセレブレティあふるる釣りは性に合わず、毛針で英国紳士的に攻めるのも堅苦しい。
野池であります。
田んぼや畑に点在する庶民的な野池のいざまはプロレタリア最下層の私にベストマッチです。
野池は中学生アングラーのホームでありますが、話してると実に学ぶことが多いです。

は、いま気付きましたが、自分が中学生のころ近所の池で釣りしてる変なおっさんっていましたね。
自分はいまアレになってるわけです。
立派な大人になるのも難しいですが、変なおっさんになるのも難しいと思います。

ともあれ、野池釣りを手に入れたので新たな野宿の名目ができました。
野池で野暮な野宿して、早朝から目覚めの一投を振りかぶっていきたいと思います宣言!
使用ルアーがどうとか、今日のロッドは何とか、大物狙いだとか、そういったことを発表することに興味がございませんので、いままでの山行同様、偏流した釣行日誌を記していければと思っている次第です。

ただ、冬は間近であります。
アパッチ魂をつかいノーテントでがんばります。

本日は以上です。
次回もよろしくお願いします。
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